背景
物撮りの撮影をする際に照明を上の方に設置したいと思いました。
なぜなら光量が足りないためカメラが暗くなるためです。
しかし、あまりにカメラと近い位置に照明を配置すると、違和感のある光の当たり方になります。
そのため、できれば天井付近に照明を設置した方がきれいになります。
例えば
吉田製作所

YouTuberの吉田製作所は、机の上にキッチン用の照明を配置しています (ヤマダ電機で購入)。
カーテンレールとメタルラックを使って設置する方式で、設置方法は雑ですが格安で合理的です。
ソース:
https://www.youtube.com/watch?v=BWkIh_6UI_E
さいちょう


同様にYouTuberのさいちょう氏は、物置部屋に横方向の突っ張り棒(マンフロットのオートポール)を設置し、そこに照明・カメラを設置しています。
まじめな方のようで、プロレベルの設置方法になっています。
ソース:
https://www.youtube.com/watch?v=VLytPjWTzXs
これらの方法は難しい
などなどのように、著名なYouTuberは工夫して照明を上部に設置しています。
しかしながら、我が家は普通の部屋の壁側のため、このような設置はなかなか難しいものがあります。
カーテンも無ければスチールラックも無く、横に突っ張り棒を設置するような壁もありません。
イメージとしては以下のような場所に設置します(AI生成)。

見つけた設置方法
そんなこんなで悩み・調べていた中で見つけたのがトバログの以下の記事です。


なるほどと思いました。
横に設置するのではなく、縦の突っ張り棒を用意して、そこから横に延ばせば良いのだと。
縦の突っ張り棒に強度があれば、この方法は有効だと思いました。
他にも以下の記事なども参考にしました。


製品選定
製品選定をしていきます。
マンフロット オートポール

まずは各所で使われていたマンフロットのオートポールです。
しかしお値段を見て驚きました。1.5万円超え。いくらなんでも突っ張り棒にこれは高すぎる。
取付け・取外しが容易らしいのですが、プロのカメラマンの場合は場所を問われないため撮影前後の準備時間が短い方が良いのかもしれませんが、私は設置したら数年はそのままです。
正直、出せないなと思いました。
突っ張り棒 3m

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B085M9BZ4V/
ノーブランドの普通の突っ張り棒です。かなり長めです。
3000円ほどで購入できるようでした。
ただ、基本的には横向き用です。当たり前ですが。
武田コーポレーション 突っ張り棒

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09NPGTFVQ/
縦2本の形式の突っ張り棒です。
この方式で撮影している人(さいちょう氏など)も多く、カメラや照明がブレないためかなり安定感があります。
ただ、我が家の場合は片方のポールが部屋の中央部分に配置されてしまうため、少々悩ましいところがありました。
販売数は少ないようですが、お値段が安く、最有力候補でした。
山善 ダブルポールハンガー

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07RSY12RY/
縦2本・横2本の形式の突っ張り棒です。
横2本が多段で設置ができるため、片方に照明、片方にカメラなど自由度の高い設置ができることがメリットです。
山善という安いブランドとは言え、だいたいの人が聞いたことのあるブランドというのも良さそうでした。
口コミ数もかなり多いです。若干高めですが悪くない候補でした。
買ったやつ
山善 ポールハンガー

https://www.amazon.co.jp/dp/B0C7G13BTV
最終的に購入したのは山善の1本のポールハンガーです。
本来の目的は、床と天井を突っ張ってコートなどのハンガーとして使用します。またプランターの設置などにも使えるようです。
高機能な割に、なぜか突っ張り棒よりも安く販売されており、要らない付属品が多いなと思いつつも、部屋のスペースを考えてこちらを購入することにしました。
使用感
使用感はかなり良いです。
突っ張りの固定部分は、一般的な突っ張り棒と異なり、しっかりした作りでした。
オートポールに比べるとさすがに容易な設置方法とは言えませんが、設置したまま長く使用するのであれば何ら問題はありませんでした。
照明


照明にはこちらを購入しました。
共同照明の照明器具に、オームのLED電球を組み合わせています。
給電はコンセントのため明るさも強力です。
また、クランプ式のため、ポールに挟み込めば設置できます。
こちらで十分な明るさを確保できるようになりました。
さらなる発展
さらにより良い環境を求めるのであれば、横に延ばすと良さそうです。
候補としては、著名なところで、以下のようなマンフロット製品です。
こちらはクランプで、

クランプと組み合わせてアームを取り付けます。

しかし、いつも通りマンフロットは高すぎるので、安いもので良ければ以下のような製品もあります。
カメラについては、こういったマウントを使用できるものが多数販売されています。
マウンターに対応している照明であれば設置できるので、この方式も良いと思います。

以上
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